カラー後の頭皮は、育毛環境が大きく悪化

ヘナカラーの安全神話はウソが多い

「ヘナ」と検索したら驚く記事が

ヘナの葉
ヘナ葉の写真

「ヘナは植物だから刺激もないし安全」と多くのホームページに書かれています。逆に通常のカラーは体の中に入り子宮にまでダメージを与え、胎児まで影響があるとか、頭皮まで染まるなどと書かれた記事もあるくらい「恐ろしい カラー」として印象づけられています。

本当にヘナは安全で美容室のカラーは怖い商品なのだろうか。
違う! この記事をうのみにしてはいけない。

なぜなら「ヘナで利益を得ている人」たちが誇大な宣伝をして「カラーは危ない、ヘナは安全」と神話を作り上げているに過ぎないからです。

このようなサイトは、消費者を怖がらせて「自社の商品は安全」と宣伝して商品を売り込む悪辣な商法と見られても仕方がありません。


ヘナの本質を知る

抜け毛
抜け毛

ヘナとヘナカラーは違う商品と考えたほうがいい。
成分的なことは別のページで述べますが、本来ヘナはカラーが目的で使われていたのではありません。どちらかといえば髪のツヤをよくするトリートメント効果を期待して使われていたのです。

それも日本人のような太い黒髪ではなく、細く金髪など色素の薄い髪の色つやをよく見せるために使われていたものです。

ヘナそのものは刺激がほとんどありませんが、染めるためには長時間かかり、色の種類が少なく、ぼんやりとした赤みのある色にしか染まらない、退色が早いなどの欠点もたくさんあります。

それと「等級」があり、いいヘナはわずかで、なかなか手に入らないのが現状です。


色の種類が多いヘナカラーには疑問


ヘナが残っている写真

染めるのに長時間かかり、しかも色数が少なく、退色も早い。
このような欠点を持つヘナなのに、実際は化学染料と変わらない鮮やかな色のヘナが宣伝され、販売されています。

ブラックヘナとかケミカルヘナと呼ばれているヘナ商品が普及し、公的機関から違反商品として摘発されていますが、法の網をくぐって特殊なルートで売られていることがよくあります。

中には「人毛かつら用」と書かれて流通しているケースもありました。
また、自然カラーと大きく宣伝していても、内容をチェックすると化学薬品がいっぱいの
商品もあります。

とにかく、短い時間で鮮やかに染められ、色数も多いヘナカラーと書かれていたら、
疑ってかかり使わないほうがいい。


ヘナを家庭で使う危険

ヘナが残っている頭皮
ヘナが残っている頭皮

「ヘナは植物なので安全」という神話が行き渡り、家庭でヘナを使って染めている人も多いですが、純正のヘナなのかをチェックしてから使って欲しい。

当研究所にもヘナカラーをしている薄毛・細毛の人が多数来られます。しかしそのほとんどは混ぜものが多かったり使い方にばらつきがあります。

また長時間髪や頭皮に塗布し放置するため、ヘナが固まってシャンプーしても取れずに残っているケースも多く、これでは育毛環境も悪くなります。

刺激は「頭皮の状態」により大きく違うので、安全といわれるヘナでもカラーする前には頭皮チェックをしておくことをおすすめします。


アドバイス


舟橋 成彬

ヘナの主要な含有化学物質であるlawsonelは、染色体異常で染毛剤としては有害という資料がヨーロッパで発表されています。

人間は「じぶんにとって有益な成分を利用してきた」わけですが、自然界のもので100%安全な成分なんてないのです。(いい効果と悪い効果がいっしょに含まれている)

たとえば漢方の生薬は「いい効果を生かし、つごうの悪い効果(副作用)を緩和する」処方を組み立てて使われています。

カラーも「ヘナが安全、カラーが悪い」というのでなく、それらの特性を生かした処方や使い方をすることでマイナス要因を緩和する施術法がひつようです。
ただしヘナの宣伝はヘナの安全性を強調し、普通のカラーのマイナス面を誇大に宣伝する方法は 公平さに欠け、使う人を惑わしています。くれぐれもご用心を。


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